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ユニフォームの色が人に与える印象とは?選ぶ際の基準に

2023.08.30

色は人に多くの影響を与えます。視覚的に捉えた色により、認知・行動・感じ方などが異なるため、ビジネスシーンでは状況に合わせてさまざまな色が効果的に使われます。

そのため、職場で着用するユニフォームも選択した色によって、着ている人や見ている人の感じ方が変わるでしょう。そのため、どのようなイメージを伝えたいかによって使うべき色が異なります。

今回は、ユニフォームの色が人に与える影響を紹介します。記事を参考に、ビジネスシーンで利用するユニフォームの色の選択基準にしてください!

 

色が人に与える4つの影響

まずは、色が人に与える4つの影響を説明します!

・心理的影響
・生理的影響
・感情的影響
・文化的影響

以上のように、色は人に対して認知や行動の変化、感じ方などさまざまな影響を与えます。順番に確認しましょう。

 

心理的影響

色が人に与える影響1つ目は、心理的影響です。色には暗記力・回想力・認識力を増加させ、理解・学習・誘導を行える効果があります。

茶色・黒の組み合わせでコーヒーやカフェをイメージしたり、青・黄色の組み合わせで海・スポーツイベントをイメージしたりなど、色だけで認識力が高まることがわかるでしょう。

このような心理的影響により、色が持つイメージと紐付いているものを連想しやすくなります。企業のブランディングを確立することにも効果があり、ロゴや店舗のイメージなどにも効果的に使われていることが特徴です。

 

生理的影響

続いては、生理的影響です。色には神経に影響を与えて、興奮やリラックスなどの効果があります。たとえば、赤を見ると交感神経が刺激されて興奮しますが、青や緑を見ると落ち着きを与えます。

このように色には生理的影響があるため、色により行動が変化することがあります。実験では、学校の壁や絨毯の色をオレンジから青やグレー系に変えたところ、子供達の血圧が下がり落ち着いて話を聞くようになりました。見た目の色に生理的な影響があることがわかります。

 

感情的影響

続いては、感情的影響です。色には、感情を左右する効果があります。たとえば、黄色を見ると明るい気分になり、緑を見ると安心して穏やかな気分になるなどです。

また、人の感情は喜怒哀楽ですが、心理学では基本感情を以下の6としています。

・驚き
・喜び
・怒り
・恐怖
・悲しみ
・嫌悪

このような人間の複雑な感情にも、色は大きく影響を与えています。視覚的に捉えた色によって、人の感情を左右させることができるでしょう!

 

文化的影響

続いては、文化的影響です。人は文化により価値観・感覚があるため、色による印象も文化によって異なります。

たとえば、西洋文化では黒を死としていますが、東洋文化では白が死の象徴です。また、空にかかる虹を日本は7色で描くことが多いですが、ドイツは基本的に5色で表し描かれます。

このように、育った国や地域、宗教文化によって色に対する感じ方や影響は異なるでしょう。デザインの趣味嗜好が国や地域で異なるのと同じように、色の感じ方も異なることがわかります。

 

ユニフォームの色が与える印象

  

ユニフォームに選択した色が人に与える印象を紹介します。色は人に多くの影響を与えるため、選択した色によって、着ている人や見ている人からの感じ方が変わるでしょう。選んだ色によって安心感や優しさ、情熱や爽やかさ・様々な印象を与えます。

・白色系
・黒色系
・グレー系
・紺色系
・青色系
・黄色・オレンジ系
・ピンク系
・赤色系
・緑色系

以上の色が人に与える印象や影響を順番に確認しましょう。ビジネスシーンにおいて、選択した色が来ている人や見ている人のコミュニケーションや関わる人の関係構築につながります。

 

白色系

白色系のユニフォームが与える印象は、純粋・清潔・神聖です。白色はほかの色が混ざっていないため、無・爽やかな印象を受ける方も多いでしょう。

純粋無垢なイメージの白色はウェディングドレスのイメージもありますが、清楚・純粋・純潔などの意味から、花嫁らしいとされています。

白色をユニフォームで使う場合は、清潔に保って着用することで、衛生的な作業を感じさせる効果があります。白色系のユニフォームを選ぶときは、汚れに強い素材のものをおすすめします。

とくに、日本人は相手から見たときに、清潔感がある白色系のユニフォームを好む傾向があります。白色系はほかの色とも合わせやすいため、取り入れやすいことも特徴です。

 

黒色系

黒色系のユニフォームが与える印象は、信念・高級感・クール・モダンです。黒色には白色同様ほかの色が混ざっていませんが、重さを感じるため、重厚感がある店にも取り入れられることが多いです。

また、フォーマルな場の定番色として用いられ、冠婚葬祭時に幅広く使われます。黒色はユニフォームでも使われることが多く、礼儀正しさを演出するのに役立ちます。

ほかの色と比べると暗い色なので、適切な使い所を考えつつ取り入れてみてもよい色です。高級感あるユニフォームを取り入れたい場合にも黒色系が適しています。

 

ベージュ系

ベージュ系のユニフォームが与える印象は、一般的には穏やかで落ち着いた印象を与えます。ベージュは自然や地元素材とのつながりを思わせる色として、ナチュラルテイストのユニフォームを取り入れたい施設や飲食などにおすすめです!

 

紺色系

紺色系のユニフォームが与える印象は、神秘的・権威・頑固です。紺色系は落ち着きのある雰囲気を感じるため、信頼・信用・誠実・知性・上品さなどの印象を受ける方も多いでしょう。

また、紺色系は文化的影響もあり、西洋文化では調和・協力・栄光・知恵を感じる場合もあります。

紺色系のような落ち着いた色をユニフォームに取り入れることで、集中力アップの効果が期待できるでしょう。ほかの色とも調和できるため、色遣いに取り入れやすいことも特徴です。

 

青色系

青色系のユニフォームが与える印象は、冷静・集中力・冷たさ・気品・誠実・真面目です。青色系は空や海など広大な自然の色なので、幸福・平和などの印象を受ける方も多いでしょう。リラックス効果がある青色のライトを置いたところ、事故が減少したという結果もあります。

また、青色系は日本だけでなく、世界的にも人気の色です。よい印象を感じるため、世界で最も企業のロゴに使われる色でもあります。

穏やかでリラックス効果がある色なので、介護・ソフトワーク・清掃などのユニフォームには爽やかな青色系がピッタリです。

 

黄色・オレンジ系

黄色・オレンジ系のユニフォームが与える印象は、活力・エネルギー・明るさ・アクティブ・フレンドリーです。

黄色・オレンジ系は視覚的に明るく、インパクトを感じて目立ちやすいため、危険・警告などの印象を受ける方も多いでしょう。信号機や工事現場など危険な場所に黄色・オレンジ系が使われるのも、以上のように視覚的に目立つからです。

また、黄色・オレンジ系は人とのコミュニケーションを加速させる色であるため、企業のロゴやオフィスの会議室にも使われます。あたたかく家庭的でポジティブな印象の黄色・オレンジ系の色なので、親しみやすさを与えたい施設やサービス系のユニフォームにピッタリです。

 

ピンク系

ピンク系のユニフォームが与える印象は、優しい・華やか・愛情です。ピンク系は女性が好みやすい色なので、女性をターゲットとした商品に使われることが多いでしょう。

日本は桜が多いため文化的影響により、桜を連装させるピンク系に好感を持ちます。また、ピンク系は気分を高め、緊張を和らげるなどの心理的影響を与えることが特徴です。

ユニフォームにピンク系を取り入れることで、着ている人の肌を若々しくみせることができるでしょう。ピンクを取り入れることで、着る人も見る人も幸せな気分にさせてくれますので、イベント系やアミューズメント施設におすすめです!

 

赤色系

赤色系のユニフォームが与える印象は、やる気・エネルギー・興奮・情熱的です。赤色系は色の中でも最初に生まれた色なので「はじまりの色」と言われています。また、パワフルな印象で目立つ色なので、元気を出したいときや行動したいときなどに使用すると効果的です。

企業はタイムセールやバーゲンセールなど、商品販売につなげたいときにもよく使用される色です。ユニフォームに赤色系を取り入れると、着ている人に熱心さや前向きさなどを感じます。

 

緑色系

緑色系のユニフォームが与える印象は、リラックス・環境・保守的です。緑色系は自然の中の木・葉をイメージする方も多く、安心感を与える色でしょう。また、IT企業や無形サービスを提供する企業のロゴなどに多く使われる色です。

どの色と合わせても邪魔をしない優しい中間色なので、ユニフォームにも取り入れやすいでしょう。また、目に優しく長時間見ていても疲れない色なので、施設や医療に適した色合いのユニフォームです。

 

まとめ

今回は、ユニフォームに選択した色が人に与える印象について紹介しました。どんな色を使用するのかによって、着ている人や見ている人にも影響を与えるでしょう。

店舗スタッフのモチベーションアップや採用につながる色を選びたいと考えている場合は、オフィスや清掃、サービスなどの幅広いユニフォームを扱うカーシーカシマ株式会社がおすすめです!

 

 

 

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