事務服パンツの選び方を解説!おすすめのスタイルは?
2025.09.11
これまで事務服と言えば、女性はスカートが一般的でしたが、最近ではパンツスタイルが広まりつつあります。パンツスタイルを採用することで、働きやすく、快適な環境が作られ、社員の満足度も向上します。
しかし「どんなパンツを選べばよいのか」と迷っている方も多いでしょう。
この記事では、社員が快適に働けるパンツの選び方を解説します。また、おすすめのパンツコーデや導入事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
事務服パンツの選び方
事務服としてパンツを選ぶ際は、仕事着としての意識を持つことが大切です。ここでは、事務服パンツの選び方のポイントについて解説します。
カジュアルすぎないか
事務服としてパンツを選ぶ際は、カジュアルすぎないように注意が必要です。ビジネスシーンにふさわしいデザインやカラーを意識して選びましょう。
事務職は社内外の人と接する機会が多いため、信頼感や上品さが感じられるデザインが求められます。スラックスやセンタープレス入りのパンツなど、落ち着いたデザインが理想的です。
一方、デニムやスウェット、カーゴパンツなどはカジュアルすぎるためオフィスには不向きです。また、派手な柄や色のパンツはビジネスシーンで浮いてしまう可能性があるため、避けたほうがよいでしょう。
露出は少なめか
事務服は仕事着であるため、過度な露出は控えたほうが企業イメージを保てます。
露出の少ないパンツスタイルは、落ち着きと上品さを演出するため、ビジネスシーンにふさわしい服装といえます。とくに取引先や顧客と接する場面では、清潔感があり、信頼感を与えやすいパンツスタイルがおすすめです。
サイズにゆとりがあるか
事務作業では座る・立つ動作が意外と多いため、タイトすぎるパンツは動きにくく、ストレスの原因になります。適度なゆとりのあるパンツを選べば、しゃがみやすく、長時間の着用でも快適に過ごすことが可能です。
サイズが小さすぎると、座ったときにお腹や太ももが締めつけられ、窮屈に感じることもあります。一方で、大きすぎるパンツはだらしない印象を与えてしまうため、自分の体型に合ったほどよいサイズを選ぶことが重要です。
また、さまざまな体型の方がいるため、サイズ展開が豊富なパンツを選ぶと安心です。朝の忙しい時間や会社の更衣室での着替えを考えると、スムーズに着脱できるデザインを選ぶのもポイントになります。
光沢感や張り感があるか
光沢や張り感のあるパンツは、高級感があり、上品な印象を与えます。とくに接客や来客対応がある場合は、洗練された雰囲気を演出でき、企業のイメージアップにもつながります。
また、シワになりにくい素材を選ぶこともポイントです。シワが目立たないパンツなら、長時間きれいな状態を保ちやすく、清潔感をキープできます。ビジネスシーンでは見た目の印象も大切なため、素材や仕立てにこだわって選ぶことが大切です。
事務服パンツを着用するメリット
事務服にはスカートもありますが、パンツを選ぶことには多くのメリットがあります。ここでは、事務服パンツを着用するメリットについて解説します。
動きやすさに優れている
事務服としてパンツを選ぶメリットのひとつは「動きやすさ」です。事務職といっても業務内容はさまざまです。倉庫での作業や外出が多い職場では、スカートよりもパンツの方が動きやすいです。
また、オフィスワークでもコピーを取る、書類を運ぶ、来客対応するなど、意外と動く場面は多くあります。パンツなら、立つ・座るの動作がスムーズになり、作業がしやすくなります。
さらに、スカートの場合は、座ったときに裾が乱れる、しゃがんだときに露出が気になることがありますが、パンツならその心配がなくなります。服装を気にせず仕事に集中できるため、とくにアクティブに動くことの多い職場では、パンツスタイルがおすすめです。
アクティブな印象を与えられる
パンツスタイルは、アクティブで洗練された印象を与えます。スカートよりもシャープな雰囲気があり「仕事ができそう」と思われやすいのがメリットです。動きやすいため、オフィス内を颯爽と歩く、または会議の準備でテキパキと行動する姿は、周囲に「かっこいい女性」という印象を与えます。
さらに、パンツスタイルなら立ち座りがスムーズで、どんなシチュエーションでも快適です。動きやすく、さまざまな業務に対応しやすいため「職場で輝く女性」にぴったりのスタイルです。
冬の時期は暖かく過ごせる
パンツスタイルは、寒い季節でも暖かく過ごせるのが魅力です。スカートは足が露出するため冷えやすく、厚手のタイツやレギンスを履いても見えてしまうため、寒さを我慢せざるを得ない方も多くみられます。
一方、パンツなら足全体が覆われているので冷えにくく、厚手のタイツやレギンスを重ねても外から見えないため、防寒対策がしやすくなります。とくに、冷えが気になる方やお腹が弱い方にとっては、足腰を温められるので安心です。
また、夏場はスカートには虫刺されのリスクがあります。パンツなら肌を隠せるため、倉庫作業や外出が多い方にもおすすめです。
事務服パンツのおすすめスタイル
事務服のパンツを選ぶ際は、動きやすさや快適さを考慮しながら、ビジネスシーンにふさわしいデザインを意識することが大切です。ここでは、事務服にぴったりのおすすめパンツコーデを厳選してご紹介します。
ジャケット×パンツ
ジャケットとパンツの組み合わせは「クールだけど上品」「かっこいいけど女性らしい」といったフォーマルとおしゃれのバランスの取れたスタイルを作れます。おすすめのコーデは以下のとおりです。
テーラードジャケット×パンツ
きちんと感があり、ビジネスシーン全般に適したスタイルです。信頼感を演出したいときにおすすめです。
ノーカラージャケット×パンツ
襟がない分、すっきりとした印象になり、女性らしさをプラスできます。フォーマルさを保ちつつ、やわらかく親しみやすい雰囲気を演出できます。
ツイード調ジャケット×パンツ
クラシックで上品な印象を与え、華やかさをプラスしたいときにぴったりです。
ベスト×パンツ
ベスト×パンツの組み合わせは、フォーマルさと動きやすさを両立できるコーデです。シャツの上にベストを重ねることで、上品な印象を与えつつ、軽やかな着心地を実現できます。
また、ベストはウエストラインを引き締めてくれるため、スタイルアップ効果も期待できます。長めのベストを選べば、体型カバーしながら上品に着こなせるのも魅力です。
また、パンツのシルエットにもこだわると、より洗練された印象になります。知的な雰囲気を演出するストレートパンツや、ほどよい抜け感のあるワイドパンツがおすすめです。
オフィスカジュアル
オフィスカジュアルは、スーツほどかしこまる必要はありませんが、事務服としての上品さはキープする必要があります。
おすすめのオフィスカジュアルコーデは以下のとおりです。
ふんわりプルオーバー×ジョガーパンツ
ゆったりとしたプルオーバーとジョガーパンツの組み合わせは、リラックス感がありつつ品よくまとまるのがポイントです。足首がほどよく締まったジョガーパンツなら、スッキリとした印象になり、オフィスでも違和感のない洗練されたスタイルが完成します。
ロングジレベスト×テーパードパンツ
よりおしゃれな印象を演出したいなら、ロングジレベストとテーパードパンツの組み合わせがおすすめです。縦のラインを強調するため、スタイルアップ効果が期待できます。
おもてなし・接客
接客やおもてなしの場面では、清潔感・上品さ・信頼感のあるコーデ作りが大切です。シルエットやデザインにこだわることで、よりおもてなしの心が感じられるものになります。
おすすめのコーディネートは以下のとおりです。
ブラウス×テーパードパンツ
上品な印象を与えながら、動きやすさも確保できるコーデです。すっきりとしたシルエットで、洗練された印象を与えられます。
チュニック×テーパードパンツ
ゆったりとしたチュニックで体型をカバーしつつ、優しく上品な雰囲気を演出します。落ち着いたカラーを選ぶと、上品さや信頼性もアップします。
スカーフを取り入れる
シンプルなパンツスタイルにスカーフをプラスすると、上品で華やかな印象になります。企業のイメージカラーを取り入れる方法もおすすめです。
事務服パンツの導入事例
事務服のパンツ選びでは「スカートからパンツに変えたら、社員はどう感じるのか?」「導入後にどんな変化があるのか?」など、実際に導入した後のことを考えて選ぶことが大切です。ここでは、カーシーカシマの事務服パンツを導入した事例を紹介します。
茨城トヨペット株式会社様
茨城トヨペット株式会社様は、他社と差別化を図るため、制服をブランド戦略の一環として取り入れています。採用されたのは、ノーカラージャケット×テーパードパンツ×プルオーバー×スカーフのスタイルです。
企業のイメージである「おもてなし・先進性・高級感」を表現するため、白・黒・シルバーを基調とし、スカーフには男性の制服と調和するブルーをアクセントに採用しています。統一感のあるデザインにより、ブランドの世界観を演出し、社員全体で一体感を生み出しています。
さらに、伸縮性のある生地や吸湿性の高い素材を使用し、しゃがむ動作の多い職場でも快適に働くことが可能です。CAのような洗練されたブランドイメージを徹底することで、より質の高いおもてなしを提供できる環境を整えています。
合同産業株式会社様
合同産業株式会社様は、オープンフェアな社風のもと、若い社員も多く活躍している企業です。制服選びでは「私服のようなおしゃれさ」と「フォーマルさ」のバランスを重視しています。
流行のジレを取り入れたことで、社内外から「上品でおしゃれ」と高く評価されています。
また、通勤時や仕事帰りの買い物にもそのまま着て行けるデザイン性の高さもポイントです。収納力のあるポケットや、体型をカバーできる長めの裾丈など、機能面にもこだわっています。シワになりにくくアイロン不要のため、忙しい社員にも好評です。
まとめ
事務服をパンツにすることで、社員の働きやすさと企業イメージの向上が期待できます。
男性社員とカラーを統一することで、ブランドの世界観を表現し、一体感のある職場づくりも可能です。
選ぶ際は、動きやすさと快適さを重視しながら、ビジネスシーンに適したデザインを選ぶことが重要です。ジャケット×パンツなら、フォーマルさとスタイリッシュな印象を両立できます。ノーカラージャケット×パンツなら、女性のやわらかい印象を強められます。
カーシーカシマでは、長年培ってきた制服製作の経験とノウハウを活かし、お客様のニーズに合わせた最適な制服をご提案いたします。デザインから素材選び、運用方法まで、トータルでサポートいたします。
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