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介護ユニフォームの選び方は?機能性・デザイン・施設別のポイントを徹底解説

2023.08.09


介護の現場で働くスタッフにとって、ユニフォームは毎日の業務に欠かせない大切な仕事道具の一つです。動きやすく、汚れに強く、そして施設の雰囲気に合ったデザインであることが求められます。また、ユニフォームは利用者やそのご家族に安心感を与える「施設の顔」とも言える存在です。

本記事では、介護ユニフォームの基本的な機能や、施設の形態別に見る選び方のポイント、導入時に注意したい点などを、カーシーカシマのユニフォーム事例とともに詳しく解説していきます。

介護現場におけるユニフォームの重要性

介護ユニフォームは単なる業務用の衣服ではなく、現場の安心・安全・信頼を支える「インフラ」ともいえる存在です。スタッフだけでなく、利用者やそのご家族、施設を訪れるすべての人に対して、好印象を与えるためにも重要な役割を果たします。

ユニフォームがもたらす効果

介護ユニフォームには以下のような効果があります。

・衛生管理の徹底:日々のケア業務では、感染症や汚れと常に隣り合わせ。抗菌・防汚機能のあるユニフォームを着用することで、衛生的な環境維持に大きく貢献します。

・スタッフの識別性:統一されたユニフォームは、利用者がスタッフを一目で判別しやすくなり、施設内の秩序や安心感の醸成につながります。

・施設全体のブランディング:色やデザインにこだわることで、施設の雰囲気やサービスの品質イメージを視覚的に伝えることができ、信頼感や好印象を与える手段としても機能します

ユニフォームに求められる基本機能

介護ユニフォームには「見た目の良さ」だけでなく、現場での動きやすさや清潔さ、安全性といった実用面が重要です。ここでは、現場で必要とされる主な機能をご紹介します。

抗菌・防汚機能の重要性

高齢者施設では、感染症の予防が最優先事項の一つです。特にインフルエンザやノロウイルスといった集団感染のリスクが高い環境では、ユニフォームに抗菌・防汚加工が施されていることが欠かせません。

繰り返しの洗濯にも耐える耐久性のある素材で、衛生的かつ長期間使えるものが理想です。

動きやすさ(ストレッチ素材、通気性、速乾性)

介護現場では、入浴介助や移乗介助、排泄介助など、体を大きく動かす作業が多く発生します。ストレッチ素材であれば、屈伸や腕の動作もスムーズに行えるため、業務の妨げになりません。

また、汗をかきやすい環境に対応するため、通気性と速乾性のある素材が選ばれる傾向にあります。快適な着用感は、スタッフの集中力やモチベーションにも影響します。

安全性を考慮したシンプルなデザイン

見た目が華やかなユニフォームは目を引きますが、介護現場では「引っかかり」や「装飾部分による事故」のリスクもあるため、シンプルなデザインが最適です。

ポケットやファスナーの位置なども安全面に配慮されているかをチェックしましょう。

カラフルな色合いによる心理的効果​

ユニフォームの色は、利用者の気分や行動に影響を与えることがあります。たとえば、落ち着いたブルー系は安心感を与え、明るいピンクやオレンジは気持ちを前向きにする効果があると言われています。

スタッフにとっても、気分を上げるカラーは長時間勤務のストレス軽減につながることがあります。

施設形態別のユニフォーム選びのポイント

施設の業態によって、ユニフォームに求められる条件は異なります。ここでは、施設形態別にユニフォーム選びの着眼点をまとめます。

特別養護老人ホーム:動きやすさと清潔感を重視

常に利用者に寄り添った介護を行う特養では、頻繁な移動や身体介助が求められるため、動きやすさが最優先されます。さらに、来訪者や家族からの目線を意識し、常に清潔感のある装いであることが信頼につながります。

有料老人ホーム:高級感と施設のコンセプトに合わせたデザイン

高価格帯の施設では、ユニフォームも「見られる服」であることが重要です。施設のブランドイメージや内装に合わせたデザイン性を重視し、エレガントで落ち着きのあるカラーやシルエットを選ぶことで、サービスの質の高さを印象づけることができます。

デイサービス:明るく親しみやすいデザイン

1日のうち数時間だけ施設を利用するデイサービスでは、利用者との交流が盛んであり、レクリエーションや会話が大切な時間となります。そのため、フレンドリーで明るい印象のあるユニフォームが好まれ、カラーやデザインには温かみが求められます。

訪問介護:機動性と季節に応じた対応

屋外での移動や利用者宅での作業が多いため、動きやすさに加え、天候や気温への対応力も重要です。防寒機能や通気性、重ね着しやすいデザインなど、環境の変化に柔軟に対応できる工夫が必要です。

病院:職種ごとの識別がしやすい色分け​

病院や医療系施設では、職種によって業務内容が異なるため、ユニフォームの色で識別しやすくする工夫が有効です。患者や家族が安心して相談できるよう、ひと目で役割が分かるユニフォーム設計が求められます。

ユニフォーム選びの注意点と失敗例

ユニフォーム導入後に「選び方を間違えた」とならないよう、あらかじめ以下のような注意点を押さえておきましょう。

過度な装飾による事故のリスク

安全性を損なうような装飾は、どんなにおしゃれでも避けるべきです。フリルやリボン、ぶら下がるパーツは、介護中の接触事故やトラブルの原因になる可能性があります。

施設のイメージと合わないデザイン選定

施設が掲げる理念や提供したい雰囲気にマッチしないデザインは、スタッフや利用者の違和感につながりかねません。統一感のあるビジュアルは、施設全体のブランディングにもつながるため、事前にしっかり検討しましょう。

カーシーカシマの制服の特徴

カーシーカシマでは、現場の声を反映しながら、介護ユニフォームに必要な機能性・デザイン性・快適性を高水準で満たす製品づくりを行っています。着用するスタッフだけでなく、入居者や利用者にも安心感を与える、優しさと信頼感にあふれたユニフォームです。

着用のしやすさや着心地

介護業務は体を動かすことが多く、1日を通して長時間にわたることも少なくありません。

カーシーカシマのユニフォームは、軽量で伸縮性のある生地を使用し、着脱のしやすさや動きやすさを徹底追求。スタッフの負担を軽減し、快適に業務を行えるよう設計されています。

また、工業洗濯やタンブラー乾燥に対応している商品もあり、衛生管理や洗濯効率にも配慮されています。

あたたかい印象をもってもらいやすい

介護の現場では、ユニフォームが与える印象も重要です。カーシーカシマの製品は、やさしい色合いややわらかな素材感によって、入居者や利用者に安心感を与えるデザインが特徴です。

色名も「星空(ネイビー)」のように自然をモチーフにしており、色そのものにも温かみを感じられる工夫がされています。

豊富なサイズ展開とトータルコーディネート

カーシーカシマでは、SSサイズから5Lサイズまで幅広いサイズ展開を実現しており、さまざまな体型のスタッフに対応可能です。

また、HEARTGREEN(ハートグリーン)カタログを通じて、ポロシャツ、パンツ、シャツ、ジャージ、エプロン、カーディガン、ポーチまで、介護現場で必要なユニフォームアイテムを一冊で揃えることができます。

統一感のあるコーディネートは、チーム全体の一体感やプロフェッショナルな印象を高める効果もあります。

導入事例

実際にカーシーカシマの制服を導入している介護施設の事例をご紹介します。

社会福祉法人フレスコ会様

社会福祉法人フレスコ会様では、施設全体の統一感と、スタッフの動きやすさを両立させたユニフォームを導入されています。カーシーカシマの製品は、「現場にフィットする設計」と「やさしい印象を与えるデザイン」が好評で、利用者からの信頼獲得にもつながっています。

詳細については、以下事例をご覧ください。
https://www.karsee.com/case_studies/story16/

まとめ

介護ユニフォームは、機能性・快適性・安全性を兼ね備えた“働く人と施設の顔”とも言える重要な存在です。適切なユニフォームを選ぶことで、スタッフの働きやすさが向上し、利用者の安心感や満足度にも大きく影響します。

カーシーカシマでは、現場のニーズに寄り添いながら、豊富なラインアップを展開しています。施設のイメージや業務内容に合ったユニフォーム選びに、ぜひご活用ください。

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