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ビルメンテナンスユニフォームの選び方!仕事内容や必要な資格も

2023.10.25

ビルメンテナンスのユニフォームにはたくさんの種類があり、ユニフォーム選びをするときに何を基準に決めたらよいのか分からない、という人もいるでしょう。

この記事では、ビルメンテナンスのユニフォーム選びのポイントについてお伝えします。どのような素材が向いているのか、動きやすさやメンテナンスのしやすさを基準に解説しているので、参考にしてください。

また、ビルメンテナンスの仕事内容と役立つ資格もあわせて紹介します。

ビルメンテナンスユニフォームの選び方

ビルメンテナンスはビルやオフィス、商業施設、マンションなどの管理・清掃をする仕事です。ビルメンテナンスの業務を行うときに着るユニフォームは、機能性が重視されます。ビルメンテナンスのユニフォームを選ぶ際のポイントを4つお伝えするので、押さえておきましょう。

作業を阻害せず動きやすい服

点検や修繕作業をする場所によって体勢を変える必要があるので、ビルメンテナンスには動きやすいつくりのユニフォームが向いています。立体裁断のユニフォームは肩や腕が動かしやすく、作業をスムーズに行えます!

また、ストレッチ性がない素材だと、体を動かしづらく作業に支障が出ることもあるため、ストレッチ性が高い生地で作られたユニフォームがおすすめです。

洗濯やクリーニングを繰り返しても劣化しない素材

ビルメンテナンスのユニフォームは、耐久性も重要です。ビルメンテナンスで点検作業や清掃をしていると、ユニフォームに汚れがついてしまうことが多いです。

ビルメンテナンスのユニフォームは頻繁に洗濯しなければなりませんが、毎日洗っていると生地が傷んで劣化しやすくなります。そこで、耐久性の高い素材のユニフォームを選べば、洗濯やクリーニングによるダメージを減らせるでしょう。

合成繊維のポリエステルは耐久性があり、洗濯による繊維の縮みやシワが少ないため、作業用ユニフォームに向いています。さらに、シミなどの汚れがつきにくいというメリットもあります。

綿も耐久力が強い素材ですが、洗濯したときに縮みやすく、シワになりやすいので要注意です。ポリエステルの混率の高いものを選ぶことをおすすめします!

見た目の印象がよい

ビルメンテナンスのユニフォームを選ぶときは、見た目のイメージも意識しましょう。

ビルメンテナンスの仕事は点検・修繕などの裏方の作業が中心のため、ユニフォームには動きやすさや汚れがつきにくいといった機能性が求められ、デザイン性は後回しにされることが多いのではないでしょうか。

しかし、オフィスビルや商業施設内の作業で人目に触れる機会があるため、ビルメンテナンスのウェアにおしゃれなイメージを持たせたいという企業も増えています。

また、働く人材を確保する観点から、働く人がその服を着て仕事をしたいと思うようなカラーやデザインのリクルート効果のあるユニフォームが続々と導入されています。

吸水性・速乾性が高いもの

ビルメンテナンスは作業量が多く体をよく動かすので、仕事中に汗をたくさんかきます。ユニフォームは吸湿性がよく、速乾性のあるものがよいでしょう。ユニフォームには、吸汗・速乾の機能に優れたユニフォームがあります。

ポリエステルは速乾性に優れています。洗濯したときや汗をかいたときに乾きやすいので、ユニフォームとしてポリエステルの素材はおすすめです。

ビルメンテナンスの仕事内容とは

ビルメンテナンスの役割は設備の維持管理ですが、ここでは具体的な仕事内容について確認していきましょう。

ビルメンテナンスの主な業務を3つ紹介します。

設備の点検や管理

ビルや商業施設内には数多くの設備があり、それらが正常に稼働しているか点検して、適宜メンテナンスを行うのが業務のひとつです。ビルメンテナンスが管理する対象は、電気や水道、空調設備、ボイラー、エレベーター、消火設備など多岐に渡ります。

また、電球やトイレットペーパーといった備品が切れてないかどうかチェックするのも、ビルメンテナンスの仕事です。定期的な点検作業のほかにも、自動ドアが作動しなくなった、トイレが流れなくなったなど、緊急時のトラブル対応が発生します。

清掃

ビルメンテナンスの仕事には、建物内や外構の清掃が含まれます。施設の内外を衛生的に保つための業務です。日常的な作業としては、フロア内の掃除やゴミ袋の回収を行います。フロアのワックス掛けや、窓ガラスの拭き掃除は、定期的に行う仕事です。

また、設備を安全に使えるように、設備の清掃をするのもビルメンテナンスの役割です。

機器の交換

施設内の機器を点検していると、不具合や部品の劣化が見つかります。ビルメンテナンスはこれらの機器に使われている部品を交換したり、故障を直したりします。

電球の交換もビルメンテナンスが対応する仕事です。寿命が切れた蛍光灯や電球を交換しますが、規模の大きいビルや商業施設では使われている蛍光灯・電球の数が多いため、作業量も多くなる傾向にあります。

ただ、近年はLED電球を設置する施設が増えているので、就業先によっては交換の頻度が少ない場合もあるでしょう。

ビルメンテナンスで使う道具

ビルメンテナンスの仕事には、工具が必要です。管理対象となる設備の種類が多いので、それぞれに適した道具を準備しなければなりません。基本的には、会社から支給された工具を共有して使いますが、管理室などに置いてあると、道具をその都度取りに行く手間が発生します。

そのため、よく使う道具は個人で持ち歩いているという人も多いでしょう。ここでは、ビルメンテナンスの仕事をするときに持っていると便利な道具3つを紹介します。

ドライバー

点検作業にはドライバーを使います。冷暖房設備の点検口を開けたり、ネジが緩んでいるのを見つけたら、締めたりするときにドライバーを使用するため、仕事中に携帯しておくと便利です。

ミニドライバーなら腰袋やポケットにコンパクトに収まるので、小さめのものを1本用意しておくとよいでしょう。ドライバー先端のプラスマイナスを差し替えられるタイプだと、ドライバーを複数持たなくてOKなので重宝します。

腰袋

ビルメンテナンスの仕事には、腰袋があると自前の道具を持ち歩けて便利です。ユニフォームにはポケットがついていますが、作業に使う道具はいくつかあるので、ポケットだけでは収まりません。

腰袋やウエストポーチがあれば、急に呼び出されて対応しなければいけない場面でも、すぐに道具を取り出して作業に取りかかれます。また、工具一式が腰袋に揃っているので、道具を忘れて管理室などに取りに行くことも少ないでしょう。

腰袋が大きいと重くなって作業の妨げになるため、サイズは小さめの方がおすすめです。

小型ライト

ビルメンテナンスでは、天井裏や夜間のビルなど、暗い場所での作業が発生します。明るい場所でも、設備の点検をするときは機器の内部に影ができて見えにくいことがあるため、小型のライトを持っていると作業がスムーズに進みます。

LEDのハンディライト、またはペンライトが1本あれば十分ですが、両手で作業したい場合は、マグネット式のライトがあると、配管などにライトを固定して両手を使えるので便利です。

ハンディライトには広範囲まで照らせるタイプと、近距離を照らして手元の作業がしやすいタイプがあります。使う用途によって、適したタイプのライトを選びましょう。ハンディライトの電池の種類は乾電池式と充電式があるため、電池の持続時間で選ぶのもひとつの方法です。

ビルメンテナンス業で役立つ資格

ビルメンテナンスは、特別な資格がなくてもできる仕事です。しかし、資格を持っていると就職が有利になったり、就業先によっては資格手当がついたりする可能性もあります。

ここでは、ビルメンテナンスの業務におすすめの資格について確認していきましょう。

第二種電気工事士

第二種電気工事士は、電気設備に関わる国家資格です。資格を持たない人ができる電気関係の工事は、電子機器の端子にコードをネジ止めするなどの軽微な作業や、電気工事士の補助的な作業に限られています。

電気工事士法で定められた電気工事作業をするには、電気工事士の資格が必要になるため、資格を取得しておくと仕事の幅が広がるでしょう。

電気工事士には第一種、第二種、第三種がありますが、第二種電気工事士を取得すると、店舗や一般住宅など、電圧600ボルト以下で受電する設備の電気工事ができるようになります。第二種電気工事士の資格を取るには、筆記試験を通過して、そのあとに受ける技能試験に合格しなければなりません。

筆記試験には免除制度があり、学校で電気工学の課程を修めた人や、前回の筆記試験に合格した人など、一部の対象者は筆記試験を受けずに技能試験へ進めます。

2級ボイラー技士

ボイラーは商業施設やビル、学校、病院など、さまざまな施設に設置されています。一例としては、給湯機器や冷暖房設備が挙げられるでしょう。

ボイラーを安全に稼働させるには日常的な点検や管理が重要ですが、ボイラーは高温・高圧で危険をともなうため、事故が起きないよう適切に扱わなければなりません。そのための免許が、ボイラー技士という国家資格です。ボイラーを設置している施設では「ボイラー取扱作業主任者」を選任する必要があります。

ボイラー技士には特級、1級、2級の3区分があり、2級ボイラー技士は伝熱面積合計25平方メートル未満のボイラーの取扱作業主任者になれます。

ボイラー技士の資格を取得するには、まず筆記試験を受けましょう。筆記試験の合格者は、定期的に開催されている20時間の実技講習を受け、実技講習を修了すると2級ボイラー技士の免許を取得できます。

実技講習については、職業訓練でボイラー運転の訓練を受けた人や、6か月以上ボイラー取扱いの実地修習を経た人など、一定の条件で受講が免除される制度があります。

危険物取扱者乙種4類

危険物取扱者乙種4類は、ガソリンや灯油、軽油、重油、アルコール類など引火性のある液体を取り扱える資格です。

建物内には重油を使用するボイラーがあったり、軽油を燃料とする非常用発電機が設置されていたりするため、危険物取扱者乙種4類の資格を持っていると、設備の点検やメンテナンスに役立ちます。危険物取扱者乙種4類には実技試験がなく、筆記試験に合格すれば資格を得られます。

第三種冷凍機械責任者

冷凍機械責任者は、冷凍機械の運転・保安・管理に関わる資格です。冷凍機械には食品工場などの冷凍庫だけでなく、ビルの空調設備も含まれます。

冷凍機械責任者の資格を保有すると、空調設備を安全に動かすための保守・点検ができ、無資格者の作業を監督することもできます。

冷凍機械責任者の区分は第一種、第二種、第三種に分かれていて、第三種冷凍機械責任者が管理できるのは、1日の冷凍能力が100トン未満の施設です。第三種冷凍機械責任者も技能試験はなく、筆記試験に合格すれば資格がもらえます。

ビルメンテナンスユニフォームの選び方や必要な資格について詳しく解説しましたが、こちらでは、ユニフォームの寿命に焦点を当て、長持ちさせるための実用的な方法をご紹介します。あわせてご覧ください。

まとめ

ビルメンテナンスのユニフォームは機能的でデザイン性の優れたものを選ぶことが大切です。また、作業中にストレスを感じさせないストレッチ性の高い、動きやすく吸湿速乾に優れたものを選びましょう。

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