着用済みのユニフォームが、フォトフレームに。【ゆうゆうの里様】
2024.07.03
■介護施設で着用していたユニフォームが、フォトフレームに。
一般財団法人日本老人福祉財団 ゆうゆうの里様が創設50周年プロジェクトの⼀環として、ユニフォームのモデルチェンジと同時に、今まで着用していたポロシャツやパンツをフォトフレームにアップサイクルしました。
今回入居者・職員の思い出が詰まった記念の品としてつくられたフォトフレームは、財団50周年の記念絵葉書を納めて全国7箇所の各施設の共用部、ならびに本部に配布・展示しています。
■環境に対する思いから、「Think Lab 0」プロジェクトに。
制服のモデルチェンジに伴って発生した旧アイテムは約650㎏。
役目を終えた制服を単純に各施設で処分するのではなく、環境に対する思いから、カーシーカシマが展開するサステイナブル事業「Think Lab 0」プロジェクトへと託されました。
今回発生した処分量のうち約80%は廃棄物を燃やしたときに回る熱を回収して利用するサーマルサイクルに活用。
残りの約20%については、細かく裁断あとに圧縮形成し「PANECO」という繊維リサイクルボードを製造。
オリジナル制作をすると元の色を活かしたアイテムに生まれ変わります。
こうして生まれ変わったリサイクルボードを使って、インテリアや雑貨といった新たな商品へアップサイクルしました。
■このフォトフレームが環境のことを考えるひとつのきっかけになれば…。
日本老人福祉財団は、豊かな福祉社会の実現を目指して、入居者や財団職員の安心・幸せの実現はもとより、よりよい地球環境の実現に向けて貢献すべく、SDGsの活動に積極的に取り組んでいます。
今回制服をリニューアルしたことで、もともと着用していた制服は役目を終えましたが、リサイクル&アップサイクルを行ったことで、単に廃棄するだけでなく環境にも貢献。
今後も積極的にSDDsの活動に取り組むのはもちろん、今回作成したフォトフレームを飾ることで、環境のことを考えるひとつのきっかけとしてSDGsの活動への意思を高め、財団全体でも取り組みを増やしていきたいと考えています。